2019年4月鑑賞記録

25.麻雀放浪記

感想というか自分の麻雀の癖を話し始めてるあたり、この映画が自分には深く刺さらなかったんだなっていうことだけは思い出せたよね。。

26.希望の灯り(In den Gangen・2018・独)

私はどっちかというと主人公が闇に飲み込まれていく印象の方が強いのだけれど...
ま、スーパーの灯りは誰かにとっての道標(ホーム=正気、日常に戻るという意味でも)というのであればまぁそうかなと思わなくもない。

27.名探偵コナン 紺青の拳

じわじわ新鮮な感覚があって、終盤の方にはきっと女性監督なんだろうなって思ったんだよね。不思議と。キャラクターへの視線に母性でも感じたのかな。

28.ビューティフル・ボーイ(Beautiful Boy・2018・米)

29.キングダム

原作知ってる人から見てもちゃんと作りこまれてた(らしい)作品で、とてもよかった。序盤に吉沢亮くんoutなニュアンスでまさか!!!!!!と思ったんだけど別人設定ねおっけーおっけー(このあたりがキングダム素人)
俳優陣目当てで見ることを決めたようなものだったけど、画作りからしてとってもあいを感じられました。

あれで終わりかと思いきや(ま、思わなかったけど)、原作は続々あるんだもんね続きみたいなと思える作品でした。

30.愛がなんだ

わからなくもないんだけど、あの規模の映画で思った以上にロングランだったなー。共感とかってその人の価値観によるから一概には言えないんだけど、全く重ならない価値観だったらおもしろいと思えないと思うんだけどね。でもこと「恋愛」だと自分以外の要素を少なからず通過・経験しているからこそわかる...って思っちゃう部分があるのかも。

監督がtweetで勧めていた通り、うまくいかない物語のおもしろさという点で「人のセックスを笑うな」はわかる気がする。でもソフィアコッポラの「Somewhere」は......なんだろ。ペールピンクの滑りのよすぎる布を掴もうとしても掴めない苛立ちみたいな感覚は似てるかもしれない。(私のSomewhereのイメージ)(なんだそれ)
(冒頭の5分で車酔いしそうになった)

31.幸福なラザロ(Lazzaro felice・2018・伊)

まぁ聖人然とした素朴に生きる青年の話ならまだわかったんだけどさ、いきなりSFっぽくなったところからついていけなくなった。宗教観の欠如の問題なのかもしれない。

32.ある少年の告白(Boy Erased・2018・米)

これは性的志向の矯正というよりも、人権や尊厳、人間性個性そんなものを画一化しようとでもするプログラムがLGBTの理解が進んでいる(と思われていた)アメリカでも未だに行われているという恐ろしさが描かれているんだよねえー。日本なら触れない、遠くから腫れ物のように見る(あるいはいじめ)みたいな扱いになるんだろうけど、それは文化とか個人への関わり方の違いなのかもしれない。

これはそのプログラムを受けた本人が書いた物語に沿った映画であり、結果的には同性パートナーを得ているから後味悪くならずに済んだけど......ま、そういう問題提起の意味を多く含んだ作品だということなのだろう。(知らんけど)